会話の重要性を認識

2018.11.18

 母親の転院二日目。午後1時半頃病院に行くと、ちょうど理学療法の実施中。入院日は検査や問診が続きかなり疲れたようですが、その分個室のため「ゆっくり寝られた」と言っていました。

 個室の場合は、1日8000円程度の差額ベッド代が必要なので、一か月で24万円という大きな金額になります。それ以外に、通常の医療費が月15万ぐらいと言われていましたので、一か月あたりの支出額は40万ぐらい?

 ここから母親が受給している年金額を差し引いてもかなりの額になりますので、年金暮らしの高齢者は貯金がないと個室を利用できないということになります。

 母親の場合は、退院まで数か月かかりそうなので、仮に三か月とすると120万円。その程度の貯金は自分でも所持しているようなので、私には経済的な負担はありません。

 まあ1泊8000円で三食付き、さらには様々なリハビリ付きということになるわけなので、ともすれば「早く家に帰りたい」と言いますが、「そういった滞在を楽しんだ方が早く治るよ」と伝えています。

 ということで、右足大腿部骨折の理学療法はどんなことをやるのかとちょっと見学。当然ながら母親はCOPDという病気でもあり、常時鼻から酸素を吸っています。

 ただ安静時には血液中の酸素濃度は92〜95%ぐらいあるようで、普段は問題なし。ただリハビリと称して体を動かすとすぐに酸素吸収量が90%前後に落ちます。

 そのことが分かっているのか、理学療法士さんは、軽い運動を数分やって数分休憩と言うのを繰り返していました。具体的な内容ですが、先ずは左足。

 右脚は動かせませんので、左足を曲げたり伸ばしたり、上に持ち上げたりという運動です。またこれらの運動が出来るようなら足首に1kg程度の重りを巻いて、やはり上げたり下げたり。

 当然ながらリハビリに慣れていない母親ですから、一気に上げてストンと落としてしまうのですが、そうではなくゆっくり上げて、ゆっくり下げるということを強調していました。

 その動作を見ながら、私も同じような運動を毎朝やっているので、私も錘を付加してゆっくりを意識しないといけないなと感じました。

 さらに上半身というか手の運動。ベッドに寝ている状態で頭の上に手を伸ばす、または天井に向かって手を伸ばす運動。この時どうやら長さ50cmぐらいの軽い棒を持って行うと効果的なようです。

 これらの運動の合間に、話をしたり、また同じ姿勢を維持しなければならない右足の膝関節部分が血行不良になるようで、その周辺を軽くさするようなマッサージをしていました。

 といったような軽い運動が約1時間。担当の理学療法士さんは30前後の明るい方で、母親の愚痴とも思える体の不満や問いかけにも丁寧に答えてくれ、そういった言葉のやりとりも体を動かすこと以上に効果があるのかもと感じました。

 実際私も2年前はこの病院でリハビリを受けていて、その時は「毎日いろいろやることがあるんだな」と、時には不満を感じたりしましたが、実はそういった運動をする傍らで、理学療法士さん、作業療法士さん、言語聴覚士さんと話す時間が多くあり、その会話自体もリハビリになっていたんだと改めて納得です。

 先日、テレビのガッテンという番組で、奇行が目立つ認知症患者さんの場合でも、目を見てじっくり話すということを心掛けると、患者さんに寄っては、その行動が落ち着くということでしたので、今更ながらアイコンタクトと言葉は大事なんだなと思います。



右大腿部骨折の現状


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