2019.1.3
1/7に一度家に帰宅して、動線を確認すると言うことが決まりました。現在の母親の状況は、普段は車いすですが、リハビリでは歩行器を使って50mとか100mを歩けるまでになっています。
ただ平行棒の間に立って、平行棒に掴まりながら二本足で歩こうとすると、ベッド上にいる期間が長かったためか、「体がふらつくので支え無しでは怖い」と言っていました。
私もクモ膜下出血の手術後、2年数か月たった今現在も常にふらつきを感じていますが、これは病気の性質上出血した血液が小脳のネットワークに影響を与えたからだと解釈しています。
そのせいかどうか、私の主治医は「こういったふらつきは一生続きます。あとは慣れだけです」と教えてくれ、最初にそれを聞いたときかなり落胆しました。
しかしその後自分で勉強して、脳内にも神経幹細胞があり、これが分裂すると新しいネットワークを形成するらしい、というようなネットの情報を見て、「だったらまだ改善の余地はある」と確信。
あとは、そういったネットワークが新たに形成されるような刺激を脳に与えないといけない、つまり漫然と何もせずに回復を待つのではなく、積極的に「ふらつくのは嫌だ」という感覚を脳に教える必要があると解釈。
以来すでに2年三か月ぐらい、毎朝30分程度のストレッチを行い、最後に片足立ちと言うのを練習してきました。
そういった効果があったのかどうかは、実際にストレッチをやらなかった場合と比較が出来ないので良く分からないのですが、個人的には「効果があった」と思っています。
退院直後は左右に体がふらつくので、階段の上り下りが恐怖でした。結局手すりに掴まって上り下りをすると言うことでこれは解決。しかし駅に行って新たな恐怖に襲われました。
要するにホームの端を歩けないという恐怖です。普通に歩いていても体がふらつくわけですから、ちょっと押されたらすぐによろけてしまいます。
まあそんな経験をして、世の中には外観からは分からない障害を抱えている人も結構いるんだろうなと気が付きました。
しかし現在は階段は手すり無しで上り下りが出来るようになり、ホームの端も短距離なら歩けるようになりました。今もふらつきはいつも感じていますが、その程度は当初よりかなり改善。結局年単位で良くなっていくという感触を持っています。
というわけで母親の話に戻るわけですが、母親の場合は、単に数か月ベッド上で過ごしたという経験により、あまり使わなかった小脳の機能が少し衰えたと言うことなのかなと思っています。
しかし私とは違い、小脳の機能が低下しただけで、損なわれてはいないと思うので、退院後一か月もすればよくなるのではと考えています。
それにしても、人間の機能と言うのは、使わなくなるとどんどん落ちると言うのが入院生活でははっきり表れますね。その意味では、たとえ入院していない健常者であっても、運動をしなければ身体機能はどんどん落ちていくんだと思います。